2023年10月から放送された日本テレビのドラマ「セクシー田中さん」
ドラマの原作漫画を描かれた芦原妃名子さんが、2024年1月29日に自殺し、死亡が確認されたとの悲しいニュースがありました。
自殺する直前に投稿した芦原妃名子さんのブログやXは、どのような内容だったのでしょうか。
芦原妃名子のwiki風プロフ
画像引用元:Amazon芦原妃名子さんによる漫画「セクシー田中さん」1巻表紙
氏名:芦原 妃名子(あしはら ひなこ)
本名:松本 律子(まつもと りつこ)
生年月日:1974年1月25日(2024年1月29現在、50歳)
出身地:兵庫県
職業:漫画家
代表作:砂時計(ドラマ化、映画化)、Piece(ドラマ化)、Cocohana、Bread & Butter、セクシー田中さん(ドラマ化)など
「セクシー田中さん」芦原妃名子のX(旧ツイッター)
芦原妃名子さんは、2024年1月にX(旧ツイッター)を開設しました。
また、その後1月18日に「テスト」のみ投稿し、きちんと投稿されるかチェックをしていたようです。
芦原妃名子さんのアカウントは現在も生きています。
ですが、ドラマへの想いをつづった投稿が削除されてしまいました。
その削除された内容とはどんなものだったのでしょうか?
芦原妃名子が削除したX(旧ツイッター)の投稿内容は?
2024年1月26日に投稿され、削除されたのは以下の内容です。
ご自身のブログにも記載しているとのことですが、現在、ブログは見ることができなくなっています。
「事実をなるべく丁寧にお伝えしたかったので、とても長いです」
と書かれてるとおり、次に長文の投稿がされました。
下記の投稿が、ドラマへの想いを長文でつづり、反響を呼んだが、削除された内容です。
ここで一旦投稿されますが、話は続きます。
下記が、1月26日に投稿された3つ目の投稿で、こちらも既に削除されています。
引用元:芦原妃名子公式X(旧ツイッター)
この長文の想いがつづられたX(旧ツイッター)は、芦原妃名子さんのお誕生日(1月25日)の翌日に投稿されました!😢
芦原妃名子が削除したX(旧ツイッター)の要約
芦原妃名子さんが削除したX(旧ツイッター)はとても長文で、苦しい思いが伝わってきましたね。
要点は以下のとおりです。
ドラマ9話10話を自分が脚本した理由をちゃんと説明したい
ドラマ化の条件として
- 「必ず漫画に忠実に」漫画に忠実でない場合は加筆修正する
- 漫画が完結していないため、漫画のこれからに影響が出ないよう「原作者があらすじからセリフまで」用意する。
- 原作者が用意したものをそのまま脚本化していただく
- 場合によっては原作者が脚本を執筆する可能性もある
ドラマ化の条件は脚本家含め制作スタッフに対して大変失礼な条件だということは理解しており、この条件で良いか何度も確認している
ところが!
- 毎回、漫画を大きく改変したプロップトや脚本が提出される。
- セオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう
- 個性の強いキャラクターが原作から大きくかけ離れ別人のように変更される
- 作品の核として大切に描いてきたシーンが大幅にカットされまともに描かれておらず、その理由も納得のいく返事ももらえない
- 他にもたくさんある
やっとの思いで、毎回加筆修正。
「ドラマ化は今からでもやめたいくらい」だと何度も訴える。
それでも大幅な改変がされたプロットや脚本が提出され・・・
もう時間的な限界を感じて
「原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方に交代していただきたい」と依頼
結果、1~8話の脚本家は、9~10話に関わらない。
プロデューサーの要望を取り入れつつ脚本は原作者が書き、日テレと専門家に整えていただくことに。
9話10話の脚本に賛否を受け、「心よりお詫び申し上げます」と伝えた。
なぜ芦原妃名子はX(旧ツイッター)を投稿したのか
この投稿は、ドラマ「セクシー田中さん」の脚本家である相沢友子さんが、
自分は1~8話の脚本を担当し、9・10話は芦原妃名子さんが脚本を書いた
旨をInstagramで投稿したことから、その経緯を伝えるために、投稿したのではないかと思われます。
現在、その投稿は非公開アカウントとなり見ることができませんが、こちらの記事で内容を確認することができます。
芦原妃名子が削除したブログの内容は?
ブログは既に入れなくなっていますが、X(旧ツイッター)と同じ内容が記載されていました。
X(旧ツイッター)と同じ日に、ほぼ同時刻で、若干ブログ投稿が先だったようです。
ブログはしばらく更新しておらず、新たにX(旧ツイッター)で投稿したほうがたくさんの人に見てもらえるのでは・・・
ということで、アカウント作成についての報告されていました。
↓↓
引用元:芦原妃名子さんのブログ「漫画家*芦原妃名子のお仕事日記」
芦原妃名子の最後の投稿
2024年1月28日に芦原妃名子さんは行方不明になっていたようですが、その日にX(旧ツイッター)で最後の投稿がありました。
ごめんなさい・・・と、謝罪で終わっています。
さいごに
ドラマの最終回を終えて、さまざまな意見が飛び交いました。
それらを受けて、脚本にいろいろと思うことがあった芦原妃名子が、自分の気持ちをX(旧ツイッター)で吐露されました。
一つ一つ言葉を選びながら、当時の大変だった様子が伺えますね。
今回脚本を担当した相沢友子さんは、原作を改変する原作クラッシャーとも呼ばれています。
こちら記事もご覧ください。